新築とリフォームでは、どっちがお得?

目次

どっちがお得か

リフォームや建て替えを考えるのは目的によってどちらを選ぶか決まるといえます。例えば、住宅を建てて30年経ったからなど年数で決めるものでもありません。重要なのは家の状態や間取りやプランそして住んでいる人のこれからの生活設計です。

状況によっては、築浅でもリフォームに建て替え以上の費用が掛かってしまうケースや、逆に築古でも建て替えなくても手を入れるだけで安くいい家ができるケースもあります。木造住宅は50年以上もつと言われています。しっかりと定期的なメンテナンスを行い、リフォームをして良好な状態を保った場合の話です。

では築20年を超えた住宅の場合は、建て替えとリフォームのどちらを選ぶべきでしょうか?まずはそれぞれのメリット・デメリットを知り、我が家にとっての費用対効果や今後の生活設計と照らし合わせて検討する必要があります。どっちがお得かは建物の状態によってかわるということです。

長い目で見て費用で比較しよう

まずは建て替えとリフォームの費用を比べましょう。それぞれの費用の内訳とこの先のランニングコストについての検討が重要です。建て替えは、使える部位も全てなくなりますので、リフォームに比べて廃棄物が多く処分費用もかさむといえます。また仮住まいの準備や引越しなどの費用なども必要です。

リフォームは、使える部分は使うので廃棄物が少なくエコで、また住みながら工事することも可能なので引っ越ししなくても済みます。リフォームのメリットは、建築費以外の経費が少なくて済むところにあります。

しかし家は建ちあがった時点から経年劣化が始まりますので、建物を維持し続けるためには、定期的なメンテナンスが必要になります。今回のリフォームは安く済んだとしても、10年後に何百万円も掛かってしまうようでは、結局は損をしてしまいます。

建て替えとリフォームの費用比較をする場合は、家にとっての費用対効果を考えることが重要です。今回の出費だけで比較するのではなく、20年後のメンテナンス費用も考えて検討しましょう。また、建て替えに必要な費用の7割以上掛かるリフォームになってしまう場合は建て替えを選ぶことをお勧めします。

新築の場合、キッチン工事はたくさんある中の一部、総工事額の中でのやりくりになります。しかしリフォームなら家は既にあるのですから、本当にこだわりたい部分にしっかりと費用が掛けられます。こだわりの家づくりがしやすく、満足度が高いのもリフォームならではのメリットです。建て替えるのか、リフォームをするのか。現在の家の状態、これからの生活設計、希望の間取りプラン、構造、土地の状況、予算によってあなたに合った良い選択肢は異なります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次