古民家のリフォーム工事内容
古民家の状態で変わる
状態は家によって大きく異なります。基礎や柱もしっかりとした状態であれば、大きな工事は不要ですので、設備だけで済むでしょう。しかし、基礎が不安定な状態であれば、大掛かりな工事が必要となり、費用もかさんできます。
コストが掛かる部分
耐震補強工事と基礎工事を行うと、それなりに費用がかかります。事前に計画を立て、慎重に検討する必要があります。また、柱が腐食などし、劣化していると、基礎となる部分に工事が必要な場合は、まるごと交換することが多いため費用がかかります。
部分のリフォーム
柱など基礎がそれほど問題なければ、壁の張り替え、キッチンやトイレの設備を変えるだけで済みます。
予算に応じて、小さな部分だけでもリフォームしていくことも手段の一つです。資金がないからと悩まず、少しずつ改装していくという手段も採れるのです。
古民家リフォームの3つのメリット
メリット① 日本家屋の保存
日本家屋の姿を活かしてのリフォーム。趣(おもむき)があり味があります。吹き抜け、土間、縁側などを残したリフォームはとても人気があります。
メリット② 資源の保護に
古い家で使われている木材は、ヒノキやケヤキが多く使われていることが多いです。ヒノキで1,200年、ケヤキは800年の寿命とも言われ、品質といった面ではとてもよいのなのです。これらの木材も現在では高価であることから、資源の保護の観点からもよいといえます。
メリット③ 税金の軽減
築年数によって固定資産税の税額が決まります。リフォームは税金の節税によいといえます。
古民家のリフォーム相場
リフォーム内容と相場
耐震工事
古民家は、耐震基準を満たしてないことがあります。その場合は耐震工事が必要になります。基礎や土台といったものに手を加えなくてはいけないので、1,000~2,000万円程度の費用がかかると見込まれます。
全体的なリフォーム
耐震工事や屋根の葺き替え工事等は一緒に行ったほうがよく、その場合では合わせて2,000万円から3,000万円、それ以上の費用がかかる場合もあります。
リフォームでも費用がかかる理由は?
一般的な住宅よりもリフォーム費用がかさむ理由の一つは、古い日本家屋に対応できるリフォーム業者でなければならない点にあります。古民家リフォームは知識と経験がものをいいます。また、材料もある程度のスペックも求められるので、費用がかかる場合があります。
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